日ナレの初回レッスンで印象深い変わった人達

良く言えば多様性、悪く言えばダメ人間の溜り場、色んな意味で精鋭揃いだった本科時代。

特に印象深いのが初回レッスンなのだが、初日はどの科・クラスであろうと、大抵自己紹介に時間が割かれる。自己紹介でその人の声質&人柄が何となく伝わってくるけど、中には空回りする方も多々いらっしゃった。

的外れも甚だしい、年齢だけは一人前の精神的モラトリアムが非常に多いクラス。

事務局の方も見に来るし、他人とは違う事をやろうとする気持ちは理解出来るけど…

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似てない掛布のモノマネ野郎

今は知らないけど、当時そのクラスの声優志望者の多くが、一流の声優になるためには声優の声マネをやるべきだと、本気で考える方がいた。

私の隣に座っていた30代・土木建築業に携わる男性は、真顔でこう呟く。

やべぇ〜、俺、阪神・掛布のものまねしか出来ねぇ〜

ここは日本ナレーション演技研究所

日本掛布のモノマネ出来る人養成所ではないですよ〜

と彼(掛布男)には伝えず、心の中でボヤいてたけど、掛布男は事務局員の前で、掛布調で自己紹介を続けていた。

しかもそんなに上手くもない。

君の素の声が分からない

掛布男は、講師から上の指摘を食らい、それから先のレッスンでも自分が出せず、途中で来なくなった。基礎科を経て、本科にすらこんな訳分からんヤツがいるとは…

しかも30のオッサンで、本当にトンデモな男だった。

熱血アニオタ風のイタい野郎

苗字の五十音の関係上、私よりも前に自己紹介していた熱血アニオタ風の男。

真っ赤なTシャツを着て、常にアニメ風の声を出しながら、軽快に自己紹介していく。

俺は絶対声優になってやるぜぃぃ

最後はアニメの次回予告時に流れるようなイメージで、拳を立てて締めくくる。

こちらも見ててイタイタしいし、誰か止めてあげて(涙)

と言いたくなる自己紹介。

もう講師も生徒も事務局員も皆、お葬式状態です。これからこんな熱血漢男と一年一緒だと考えるだけで偏頭痛ものだった。

ちなみにこーゆー人は、基礎科に結構な数がいた印象。

ただこの熱血漢男、天性の空気の読めなさからか、どれだけ指摘を受け袋叩きになろうとも、最後まで辞めることなく、一年間を全うしていた(当たり前なんだけど…)

残念ながら、本科残留を言い渡されたようだったけど…

会話すると面倒なオタク野郎

また熱血風のように暑苦しくはないが、会話すると面倒なオタク風の男もいた。

俺は男の中の男で、漢字の漢と書いて”おとこ”と読む

自己紹介でも、野望と書いて”ゆめ”と読む、俺の野望(ゆめ)は声優になることといった、どっから引っ張り出してきた分からんお寒いワードを連発する始末。

この面倒なオタク風の男はレッスン期間中、クラス内の女子に告白、玉砕し、途中から来なくなった。一体ここは何をするための場所なのか…

日ナレってイタい野郎が多い!?

他にも何故そんなに滑舌悪いのに声優目指すの?と思わされる男もいた。

声優になるための滑舌を鍛える41の早口言葉

一年間、何度講師が指摘しても、日頃の訓練を怠っているので改善されず、何度も同じ指摘を繰り返し受ける日々。

あとは会話出来ない中卒と接するのも辛かったorz

飲み会で接っした時も、とにかく自己中で会話のキャッチボールが出来ず、同じグループになった方は本当に気の毒だった。勿論声優になれるはずもなく、辞めたら伝統芸能を継ぐとか言っていたが、何をやってるんだろwww

まともな方であれば、読んでいてトンデモなクラスだと思われるはずだが、意外に出来る方も多く、結果的にそのクラスから5人もプロになっていた。

プロになれる方は、どんな環境であっても努力出来るし、プロになれるみたいよ
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